2013年11月18日月曜日

体幹ってどこ?

現在、注目を浴びている体幹トレーニングですが、そもそも体幹ってカラダのどこの部分を言うのでしょうか?

一般的には「体幹=胴体」と解釈されていますが、解剖学的な説明だと、体幹とは人体の上半身部分の胸部・腹部・腰部の総称をいいます。

体幹は、人間が行う様々な動きの軸となります。

(例えば)
・走る
・投げる
・蹴る
・持ち上げる
・踏ん張る……..etc

さらに体幹は、次の2つに大別できます。

① グローバル筋
腹直筋、内・外腹斜筋、脊椎起立筋など。
バーベルやダンベルを持ち上げるなどの動作に力を発揮。
表層筋(アウターマッスル)と呼ばれている。
   ↓
メタボ腹の改善では、先ずはグローバル筋を鍛える方が、成果が見た目で現れやすく、モチベーションが保つことができるでしょう
   ↓
多くの男性は筋力トレーニングでグローバル筋を鍛えている傾向があります。

※僕は特に力こぶに注力していた時期があり、身体の見た目バランスが変になりました(笑)

② ローカル筋
腹横筋、回旋筋、多裂筋、大腰筋など。
身体の回旋や左右へのステップ、上下への立ち座りなどの動作における微調整を行っている。
深層筋(インナーマッスル)と呼ばれている。

◎ ポイント
運動学の観点からは「グローバル筋」「ローカル筋」は互いに連動し合うもので、バランス良く鍛えることが必要と言われている。

かつて流行した「コアリズム」なんかも、体幹トレーニングの一例と言われる。
そして体幹力を高めて行くことで太りにくい身体が出来上がるということらしい。
(参考文献:1日5分 腹を凹ます体幹トレーニング KKベストセラーズ発行)